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天国へ行くのに最も有効な方法は地獄へ行く道を熟知することである―。「湾岸戦争で観客席にとどまる方を選んだ日本人」 再び男たちへ 塩野七生



天国へ行くのに最も有効な方法は地獄へ行く道を熟知することである―。


開国か鎖国か、実力主義のプラスとマイナス、

人種差別、帰国子女、帰宅拒否症なる現象について、

「湾岸戦争で観客席にとどまる方を選んだ日本人」に、

塩野七生が独特のユーモアをこめて贈る“大人のための知恵のエッセンス63篇”。
















日本の政治や社会に対する提言

投稿者コナン.O.ベスト500レビュアー2015年5月30日
形式: 文庫

塩野七生の、『男たちへ〜フツウの男をフツウでない男にするための54章』(1989年)に続くエッセイ集。

1991年に発刊、1994年に文庫化された。

副題こそ「フツウであることに満足できなくなった男のための63章」となっており、

前作により一段レベルアップを図った対象(男)へ宛てたメッセージに見えるが、

趣は相当に異なり、古代ローマや中世・ルネッサンス期の歴史、

各国家・民族の文化の違いなどの分析を踏まえた、

日本の政治や社会に対する提言になっている。


「理性に訴えたがり、それで充分と考えるのは知識人である。だが、

知識人必ずしも優れた指導者ではない。優れたリーダーとは、

良き結果を得るためには良くない手段に訴えるくらい、

眉ひとつ動かさずにやってのけられる人種のことである」


「ノーブレス・オブリージュの基本は、体を張ることであると考えている。・・・

欧米では、エリートという言葉はマイナスのイメージをもたない。

権利を享受すると同時に、ちゃんと責務のほうも果たしている人間をエリートと呼ぶからだ」



「人類は三千年このかたあらゆる統治形態を模索してきたが、

支配階級の存在しない統治形態だけは考え出すことはできなかった。

ならば、以前の支配階級よりもより有能な支配階級育成の可否は、

非常に重要な、もしかしたら高尚な思想よりもずっと重要な課題とは言えないであろうか」


「中世・ルネサンス時代の大国だったヴェネツィア共和国は、

盛者の奢りにひたることのまったくなかった国家だったが、

それでもなお衰退を避けることはできなかった・・・

私には、興隆の要因であったと同じものが、

ある時期を境にして衰退の要因に変わるからだと思えてならない。・・・


競争の次元が変化したことによって、

それまでの成功の要因であったもののほとんどすべてが、

否定的な足枷に変わってしまうからである。・・・

もしも歴史上のこれらの先例の後を追いたくなければ、

時代の変化に応じてこちらも変わらなくてはならない」

解説にも書かれているが、本書の本当の書名は

『日本へ』なのであり、後年著者が著した『日本人へ』3部作

(リーダー篇、国家と歴史篇、危機からの脱出篇)に繋がっていくものなのである。
(2013年6月了)















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